2024年6月26日(水曜日)

家財整理と遺品整理の違いとは?|家財整理・遺品整理の違いや業者のサービス内容を解説

家財整理と遺品整理の違いとは?|家財整理・遺品整理の違いや業者のサービス内容を解説


よく知られている『遺品整理』は故人のご遺品を整理するサービス。

では、『家財整理』にはどんな内容が含まれているのでしょうか?

本記事では、家財整理と遺品整理の違いや業者のサービス内容、安心して相談しやすい業者の特徴についてを解説していきます。


家財整理にはどんな内容が含まれるのか


家財整理にはどんな内容が含まれるのか


「遺品整理や生前整理はなんとなく想像しやすいですが、家財整理はどんな内容が含まれるのでしょうか?」

と、みなさまからご質問をいただくことも多いです。



『家財』とは、家やお部屋の中にある家具や家電のほか、生活用の動産を表しています。

※財産の中でも動かすことができるものを”動産”といいます。


つまり、家財整理には遺品整理・生前整理・不用品回収・空き家整理・ゴミ屋敷整理なども含まれている、ということですね。

家財整理という言葉は広い範囲で表されるため、あまり聞き馴染みのない方が多いのかもしれません。



では、家財整理と遺品整理にはどのような違いがあるのでしょうか?

次の項目でもう少し詳しく解説していきます。



家財整理と遺品整理の違い


家財整理と遺品整理の違い


広い範囲で表される家財整理と、故人が亡くなった際によく聞く遺品整理には、どのような違いがあるのでしょうか?


2つの違いについてわかりやすく簡単にまとめると、下記のような違いがあります。

家財整理・・・家族が所有する家財を仕分けして整理していくもの

遺品整理・・・亡くなった故人が使っていた品を仕分けして整理していくもの


遺品整理も家財整理の一部なのですが、違いを分けるとすれば上記のような内容になりますね。

家族がこれからの生活の為に整理をするのか、故人の供養も兼ねて整理をするのか、という目的の違いで呼び名が変わると思ってもらえればと思います。



また、生前整理という種類もありますが、こちらも目的が違うものだとお考えください。

生前整理とは、生きている間に自身の身の回りの整理を行うことを指します

これからの人生をより快適に過ごしていくために整理をして、残すものと手放すものを分けていく作業を行います。

最近では”終活”とも呼ばれており、主にご高齢者が多く利用されていますね。



そして、不用品回収をメインとするお片付けや、空き家整理・ゴミ屋敷整理なども同じです。

整理(お片付け)を進めていく手順はほとんど同じなのですが、なにを目的とするかという点が違います。

ただし上記3つの種類に関しては、整理を必要とする家財量が多いことがほとんどでしょう。

ご自身で作業を行うには負担が大きいこともあり、業者のサービスを利用される方が増えてきています



家財整理を業者に依頼するメリット


家財整理を業者に依頼するメリット


家財整理を自身で行うのか、それとも業者のサービスを利用するのか、迷われる方も多いかと思います。

そこで、ここでは業者に家財整理を依頼するメリットや、業者が行うサービス内容をまとめてご紹介していきます。


  業者が行うサービス内容



ご依頼者様から家財整理の依頼を受けた業者は、主に下記のような流れで作業を行っていきます。

家財の仕分け作業
家財梱包
不用品の撤去作業
不用品の処分
簡易的な清掃作業 ※料金の有無は業者により異なる



まず、ご依頼者様が希望する範囲の家財を残すものと、処分するものに分別していくところから始めます。

残しておきたいものは段ボールへ梱包したり、決まったスペースへまとめておいたりと、ご依頼者様が今後使用しやすいように整理していきます。



それ以外の不用品に関しては、各地区町村で定められた種類に分別していき、撤去または処分を行います。

大きな家具や家電など重量がある家財も、難なく撤去してくれるでしょう。


業者によって無料・優良は異なりますが、撤去後には清掃作業を行い作業が終了します。

最終的にご依頼者様へ作業後のお部屋をご確認いただき、すべての作業が完了いたします。


メリット①時間や手間が掛からない




家財整理を業者へ依頼するメリットの一つには、時間や手間が掛からないことが挙げられます


自分で片付けるとなると、まずは作業を始める日程や何人で作業を行うのかを決めなければなりません。

整理する家財の量が多ければ多いほど、作業に掛かる時間は増えていきますし、慣れない作業であればなおさら手間が掛かります。

お仕事をされている方は限られた日程での作業となり、さらに負担が大きくなってしまうことも…。

また、賃貸契約の物件で退去日が迫っているならば、その期日までに作業を終わらせる計画を立てておかなければなりません。



業者に家財整理作業を依頼すると、決められた日程で作業を終えられるというメリットがあります

経験が豊富な業者であれば、見積り時に作業に掛かる時間を尋ねると目安をすぐに教えてくれるでしょう。


時間や手間を掛けずに整理を済ませたい
決められた期日までに作業を終えなければいけない
自分で運ぶと大変な家具や家電もお願いしたい

上記に当てはまる方は業者に依頼することがおすすめです。



メリット②きちんと仕分けしてくれる




家財整理を業者へ依頼するメリットの一つには、細かい仕分けまできちんとしてくれるところが挙げられます


仕分け作業で気を付けるべきところは、様々な家財を細かく仕分けしていくこと。

万が一、貴重品などがまだ残っていた場合、きちんと仕分けしていなければそのまま処分してしまうことになります。

ご自身で作業をする方の多くは、気付かずに処分してしまう方も多いのです。


また、細かく仕分けしていけばいくほど、どの家財を残そうかと余計に迷ってしまう方も多いようです。

ある程度自分の中で決めてはいたものの、思い出のある品ほど悩んでしまいますよね。



業者に家財整理作業を依頼すると、自分では見逃しがちな細かいところまで丁寧に仕分けしてくれる、というメリットがあります

依頼する際には、下記のような内容を伝えておくことがおすすめです。


○作業が始まる前までに残しておきたいリストを提出しておく
○確認してみないと決められないものは発見したときに教えてもらう
○もし貴重品が見つかったらその都度報告してもらう


希望する内容をこちらからも事前に伝えておくことで、作業時間が短縮されたりトラブルの防止にも繋がりますね。



自分で整理すると悩んで決められなさそう
プロに細かく仕分けしてほしい
まだ見つかっていない品を捜索してほしい

上記に当てはまる方は業者へ依頼することがおすすめです。



メリット③不用品の処分まで作業をすべて任せられる




家財整理を業者へ依頼するメリットの一つには、面倒な不用品の処分まですべての作業を任せられる点も挙げられます


整理を進めていくと、予想以上に不用品が多くなった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。

家庭から出た不用品は各市町村が定めた方法で、適切に処分しなければなりません

また、決められた曜日や時間に指定の場所へと運ぶ必要がありますので、一度に処分できない場合もあるでしょう。


指定の場所へきちんと運ばずみだりに投棄してしまうと、法律違反となり刑罰が科されてしまいます。

不法投棄を行った場合、以下の罰則が課せられます。

五年以下の懲役若しくは千万円以下の罰金に処し、又はこれを併科する。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律(第二五条より抜粋)

e-Gov法令検索



自分で整理を進めていくと不用品の処分に関する問題が出てくるため、近年では業者に任せたいと思う方が増えてきています。



仕分けなどの作業から不用品の処分に関することまで、全て任せられるというところもまた、業者に家財整理作業を依頼するメリットと言えるでしょう。

一つ注意点として、不用品の回収には一般廃棄物収集運搬許可証が必要となります。


業者を選ぶ際は許可証を持つ業者、もしくは他業者へ委託する業者を選ぶようにしてくださいね。




不用品を自分で処分に出すのが面倒
毎週少しづつ処分に出す時間がない
労力が掛かりすぎるため自分では難しい

上記に当てはまる方は業者へ依頼することがおすすめです。



家財整理の一般的な費用相場


家財整理の一般的な費用相場


ここまでは家財整理サービスの内容や、業者に依頼するメリットについてをお話ししました。

しかし、業者に依頼することはメリットもあればデメリットもあるものです。

一番のデメリットは、やはり費用がかかることでしょう。

業者によって料金設定が異なるため、費用が分かりづらいという方も多いのではないでしょうか?




家財整理に掛かる一般的な費用相場は、2万円~50万円ほどだと言われています。

こう見ると料金の変動が大きく感じるかと思いますが、変動する理由には間取りや家財量が関係しています



そこで、この項目では業者に作業を依頼すると掛かる費用相場をご紹介していきます

※家財量によっては費用が変動することがありますので、あくまでも目安としてお考え下さい


・間取り別の費用相場




間取り別に見た家財整理の一般的な費用相場は、下記の表の通りです。


間取り料金
1K~20,000円~100,000円程
1DK~50,000円~120,000円程
1LDK~70,000円~150,000円程
2DK~100,000円~200,000円程
2LDK~120,000円~250,000円程
3DK~140,000円~300,000円程
3LDK~150,000円~400,000円程
4LDK~170,000円~500,000円程

上記の表を見てみると、お部屋の広さに応じて料金が上がっているのが分かりますね。

ではどうして変動するのかというところですが、先ほどもお話しした通り家財量が関係しています。


単純に量が多ければ多いほどその分時間が掛かりますし、作業を行う人の数も増やさなければなりません。

広いお部屋ほど家財の量が多いところがほとんどですので、間取りの大きさに合わせておのずと金額が上がっていくという訳です。

また、一日で終わらせたいけれど家財がとても多い場合。

こちらの場合もまた、時間の制約があることで通常よりも人件費がかかってしまい、料金が上がる要因になり得るでしょう。




しかし、広い間取りだからといって必ずしも費用が上がるわけではありません

お部屋が広くても家財が少量ならば短時間での作業となりますし、比較的少人数で終えることが可能です。


いずれにせよ正確な金額を知るためには、現地で見積りを取ってもらうことをおすすめいたします。

複数社から見積りを取ってもらうと比較して検討しやすいので、必ず相見積もりを取るようにしてくださいね。



依頼するなら買取もしてくれる業者がおすすめ


依頼するなら買取もしてくれる業者がおすすめ


家財整理を業者に依頼するなら、買取も可能な業者を選ぶことをおすすめいたします



家財整理の作業中には、こんなものもあったんだ!というような、普段は使っていなかったものも出てくるかもしれません。

「もう誰も使わないし、いらないから処分しよう」

と捨ててしまうのは……ちょっと待ってください!!



なぜかと言いますと、一見価値がないように見えた品でも、意外と高額で買取られる可能性があるからです。

もしご自身で整理を行っていた場合、一度ネットオークションなどで同じような商品が出品していないかどうか、確認してみてください。

もしくは買取業者に査定してもらうなど、価値があるものかどうかを調べてみてから処分するようにしましょう。


処分したものが実は価値があるものだったのなら…。

あとで知ったときにかなりショックですよね^^;



家財整理を行う業者の中には、買取が可能な業者も存在します。

現地でのお見積り時に家財の査定を行い、作業代金から買い取り金額を差し引きしたり、そのまま買取金額を受け取ることも可能です。

※業者によって買取り方法は異なる場合もございます


家財の買い取りを検討されているならば、買取が可能な家財整理業者に依頼するのがおすすめです。



安心・信頼して任せられる優良業者の特徴


安心・信頼して任せられる優良業者の特徴


整理作業にかかる手間や時間のことを考えると業者へ依頼するのがおすすめです。

しかしながら、すべての業者が良い業者であるとも言い切れません。

悲しいことに中には悪質な業者存在しますので、業者選びは特に重要なポイントです



良い業者を見極めるためには、いくつかチェックしておくべき項目があります。

以下に挙げているのが、安心・信頼して作業を任せられる優良業者の主な特徴です。


見積書に作業内容に関する内訳がきちんと記載されている
コミュニケーションが取りやすい
作業内容に関する説明を怠らない
作業前に契約書や同意書を提示している
必要な資格・許可証を持っている
質問や相談に対して真摯にすばやく答えてくれる
追加料金の有無をきちんと契約前に説明している

などが挙げられます。


金額が妥当なものかどうかを確認することはもちろんなのですが、コミュニケーションが取りやすいといった面もチェックしておくと良いでしょう。

上記のポイントに注目して、自分や家族の希望に合った業者を探してみてくださいね。




見積書や契約書などの注意点や必要な資格・許可証についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

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まとめ:悩んだらまずは一度業者へ相談してみよう!


まとめ:悩んだらまずは一度業者へ相談してみよう!

本記事では、家財整理と遺品整理の違いやサービスの内容についてを解説しました。


【内容まとめ】

・家財整理は広い範囲で使われている
・家財整理の中には遺品整理や生前整理も含まれる
・業者に依頼するメリットをご紹介
・家財整理の一般的な費用相場は2万円~50万円ほど
・家財の量によって費用が変動することがある
・依頼する際は買取が可能な業者を選ぶのがおすすめ
・優良業者の特徴をご紹介


現在、家財整理を検討されている方やこれからお考えの方にとって、本記事の内容がお役に立てれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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